今日はチョコレート嚢胞摘出手術の入院前検査でした(汗。
5本の検体用の血液採取、尿検査、X線検査、心電図、肺機能検査…。
それから400mlの自血を保存して手術時の輸血に備えました(使うことは稀だそうですが万が一に備える)。
手術は12/25…。
一応、腹腔鏡手術(へそ1cmぐらい、その他3箇所を5mmぐらいの傷のみ)ですが腸や尿管に癒着がひどいとかで難しくなったらヘソ下を開腹するそうです(汗。
入院は12/22からです(手術前日が日曜のため金曜日から入院となりました)。
便が腸内に残っていると、癒着を剥がすときに危険度がアップするため、術前1週間前から漢方でお腹をすっきりさせ前日と当日には浣腸にて空っぽにする必要があるとのこと。
入院当日は朝から入院ですが麻酔科の説明が終わったら2泊の外泊をします(だってクリスマスイブイブとイブなので)。
(手術が月曜日朝だったので、前日入院が金曜日になるというなんとも辛い仕打ちを…外泊しても個室の差額ベッド代金はかかります…)
意外と身近に多いです
大学の同級生が卵巣摘出の手術を7年くらい前に受けてるらしく、たまたま同窓会(結構頻繁に集まってる会)の日程が入院日に重なってたのでチラッと話したところ
実は私も摘出を…
これまで辛かったね…
みたいな告白を受けました。
彼女には子供が2人いて、旦那さんとも話して「もう妊娠出産はしない」という決断をし
7年前に片方の卵巣と子宮hを全摘したとのこと。
7年前といえば35歳。
まだ産める年齢だけど、彼女の体調と温存かを天秤にかけたところやはり手術を優先しようということに。
「これまで辛かったね」という言葉掛けがあったということは
やはり チョコレート嚢胞がある女性は一般的に「何かしらの不調」が現れるようです。
その他、
ご近所の奥さま
仕事関係で知り合った男性の奥さま
親戚のおばさま
実家の近所のおばさま
など
卵巣摘出手術を受けた方の話を聞くことがここ最近多いです(自分がどんどんその摘出ピークの年齢に近づいているということかもしれません)。
閉経を迎えた方の場合は卵巣全摘で、まだ若い場合(40代は若い部類だそうです)は命に別状がない場合は必要最低限、残されている方でした。
大学時代の同級生も子宮や両卵管は全摘だけど片方の卵巣は残しているので(排卵しても身体内に自然に吸収されてしまうので大丈夫)、もし閉経を迎えた場合は再度卵巣の摘出手術をする予定を入れているのか今度聞いてみようと思いました。
私の場合、子宮内ポリープとか子宮内にびらん(出血しやすい状態の細胞)があったりで生理の量が多く(昼間による用のナプキンを付けても1時間ほどで溢れる)、生理の日数も1週間とか10日続くのが普通で
生理ではない時に不正出血があったり
チョコレート嚢胞だけが原因ではない女性疾患がたくさん(汗。
(子宮内ポリープを切除してもらったら生理の量は少ないし、日数も3日とか4日とかになり、血液の数値もよく貧血症状がすっかりなくなりました)。
以下、婦人科の先生に言われたことです
「昼用ナプキンを昼間に使う程度の量が普通であって、夜用ナプキンを昼間に使っている時点で異常なんですよ」「貧血状態が長引くとそれが普通の状態だと身体が認識してしまって数値が低くても意外と平気だからと治療しない女性は多いです」「貧血状態が続くということは身体にも負担が大きく、血液中に鉄が足りていないので、妊娠を望むのであればまず貧血状態も改善する必要がありますよ」「生理中に仕事を休むほどに寝込んだりするのはとても酷い状態で普通ではありません、何かの女性疾患を疑ってください」
・赤ちゃん欲しいのに何年も授からない
・不妊かもと思い始めた
・卵巣が腫れているとエコーで言われたことがある
・生理が多いし長引く
・生理痛が寝込むほど酷い
上記の事にあてはまるんだったらやはり「1日でも早く」不妊専門の婦人科を訪れるべきかなと思います。
チョコレート嚢胞も結局のところ子宮内膜と同じものが卵巣内にできちゃってるわけで
本来なら体外に排出されるべき血液がずっと袋内にたまり、何年も年数が経つと固くなり特に50代60代など閉経を迎えた後も放置しているとそれが癌に変わる場合も稀にあるとのこと。
閉経前であっても稀に癌化している場合があるので私の組織も摘出後に顕微鏡で検査してもらいます(エコーとかレントゲンで見た感じでは癌化してる感じは全くないけど、ごく稀に顕微鏡で見ないとわからない様な癌化が発見されることがあると)。
チョコレート嚢胞のほかに子宮筋腫も数個あり、一つ大きいのは一人目を妊娠した時にもあったのでそのまま放置していても妊娠は可能だろうということですが
一応の術前の説明によると、子宮筋腫が不妊の原因になっている場合があるので
今回、卵巣の多臓器への癒着を綺麗に剥がして
正常に排卵し、卵管に卵子が届いていたとしても妊娠しないとなると
次は「子宮の方に原因があるのでは」というステップに入り
その時に「子宮筋腫をチョコレート嚢胞の手術時に摘出することも可能だったのに」とならない様に術前の今説明してます、と。
つまり、先生的には不妊の大きな原因に子宮筋腫は関係ないと判断するが、万が一体外受精などをしてそれでも育たない場合は「子宮筋腫も原因の一つかも」「摘出しておけばよかったかも」「なんで先生教えてくれなかったの?!」となる場合があるので一応説明してると。
チョコレート嚢胞のみの摘出手術であっても直ぐの再発防止のために術後3ヶ月生理を止めるので妊娠可能時期が遅くなります。
もし一緒に子宮筋腫の摘出をするとまたプラス3ヶ月は生理を止めるので
またさらに妊娠の可能性の高い卵子が老いていくと。
なので6ヶ月も妊娠を先のばしにするとわかっている場合、術前に卵子を採取しておき
妊娠可能になったら体外受精でトライすることが多いですがどうしましょうかとも質問を受けました。
体外受精もそうですが、妊娠全般において「1ヶ月でも若い卵子」の方が妊娠の確率が高いとのことで
日々老化してるんだ…
1ヶ月ごとに確率が低くなるんだ…と
とても切なくなります。
・ゲンナイ製薬さんのサプリメントを飲むようになり、すっかり貧血は治りました。
・基礎体温表の低温期と高温期がなんとなくくっきり差が出るようになりました。
・軽い筋トレも続けています。
・庭の掃除や家の掃除など、街を歩くときは早歩きで、背筋は伸ばす。
・お風呂は湯船に浸かってしっかり身体を温める。
・肉や魚、豆腐や豆乳、野菜もしっかり摂取して、無理なダイエットは厳禁。
・カロリーもしっかりとる。
・いつも笑顔、夫や両親、友達などとおしゃべりの時間をとる。
・時間にゆとりを持って将来のことを考える時間を作る。
などなど…。
あとは、コウノトリさまが来てくれれば(泣)。
12月末の手術から3ヶ月後から再度タイミング法を3回トライしてみて、悲しい結果になった時の私たちの次のステップは体外受精です。
今は時期が来るのを待つしかありませんが、そわそわします。
卵巣の癒着を剥がしたら、果たしてちゃんと排卵した卵子が卵管を通って来てくれるのか。
また、手術のこととか入院のこととか 書きたいと思います。