人工授精と体外受精はどう違う?

不妊治療の人工授精について

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人工授精とは、卵子が排卵する受精しやすい時期に、精子を洗浄・濃縮して子宮の中に直接入れる処置のことを言います。主に妊活の不妊治療ではタイミング法の次に行われて、または最初の検査で精液の所見が悪いと最初から勧められることもあります。人工授精というと人工的に受精させているイメージを感じるかもしれませんが、実際には必ず精子と卵子が受精しているわけではありません。

ただ、エコー検査などで卵胞の大きさを確認して排卵の時期を医師が判断したり、注射で特定しながら、適切な時期に精子を子宮にいれることで、受精する確率を増やしてあげます。ですからタイミング法と処置的にはあまり変わりませんので、精液を洗浄・濃縮すると妊娠しやすくなるような所見が悪い人に合っていて効果的です。不妊治療におけるサプリメントはまず葉酸を勧められます。

これは厚生労働省が、認める唯一のサプリメントで、妊娠しやすい子宮の環境を整えたり、健康な胎児の成長を促す効果があるといわれています。医師によってはサプリメントの多用の使用を好まない場合もありますが、葉酸は一般的でポピュラーなサプリメントです。

食生活においては、男性は精液が元気になるようなネバネバ系の食べ物、山芋納豆オクラなど、女性は女性ホルモンを作るといわれている大豆イソフラボンが含まれている豆腐、納豆などがいいです。アーモンド、サバは血流が良くなったり、カキなどは亜鉛が含めれているため精子には良いです。最初から高度な医療に頼ることは控えて、食生活を改めて妊活をはじめていくことも一つの方法です。

不妊治療の体外受精について

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妊活の最高峰といわれる体外受精は、これで妊娠しないとこの方法で何度も繰り返すことになります。体外受精は、タイミング法、人工授精とは全く違います。今まではあくまで体内で育てた卵子に対して、自宅でタイミングをとったり病院で精液を入れることで処置をしてきましたが、体外受精は体外に卵子を採卵という処置をしてまず取り出します。そして培養士によって精子と卵子を受精させて体外で受精卵を育てていきます。

そのあと適切な時期に受精卵を体に戻してあげるのが移植です。ここまでの採卵から移植までの流れを体外受精といいます。体外受精は本人の体の状況や病院の方針によって内容が変わってきます。大半の病院は少しでも若い間の卵子を取り出したいことから、採卵をするにあたって大量の注射や投薬をしながら体内で卵を育てていきます。そして採卵をしますが負担が体にかかりますので少し時間を空けてから体内に移植することになります。

そこまでの流れで2,3か月かかることもあり、1か月で終わるタイミング法や人工授精とはかける期間が変わってきます。またすべて保険外治療ですのでお金がかかって、今まででしたら数万円内で治療は可能でしたが、ここから数十万かかるようになります。移植の時期になると医師によっては、血流をよくするためのビタミンEとその吸収をよくするビタミンCを処方されることがあります。

これは妊活をするにあたって、最初から飲んでいる人もいるサプリメントですが、自分で飲んでいるものと医師が処方してくれるもので過剰摂取になりますのでよく確認したほうが良いです。体外受精まで進むと、移植した卵が着床するかどうかは卵の質といわれることもあって、医師によってはカルチニン、コエンザイムQ10などを処方することもあります。

今までは精子と卵子が受精しているかさえわからなかったのですが、体外受精すると人為的に受精はできるようになり、いかに良い卵を作って、環境の良い時期に移植するかで、妊娠するかどうかが決まっています。

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