妊活に必要なおすすめの栄養素はこれ!
妊活に取り組むにあたってレシピ本などを呼んでいる人も多いと思いますが、たくさんの情報がありすぎて混乱してしまいますよね。
そのすべてを取り入れることができれば、当たり障りのない妊活ができるかもしれませんが、それは現実的ではありません。「自分が悩んでいるケースに必要な栄養素はどれなのか?」 がわかれば、 スムーズな妊活を行うことができると思います。そこで、いくつかの不妊治療の悩みに分けて栄養素の説明をしていきたいと思います。
生理不順を解決したい時にとりたい栄養素はビタミンEとコレステロール
不妊治療に悩んでいる人は生理不順起こしているケースが多いと思います。 生理不順を起こしている人は、妊娠のタイミングを把握して性交渉することが難しいですから、余計に妊娠しにくいです。必ず解決しておきたいトラブルですね。不妊治療の時には、ホルモンバランスを整えながらストレスを解消していくのがポイントです。そこで重要となるのはビタミンEと コレステロールです。ビタミンEは血流の改善を促してくれます。
コレステロールは女性ホルモンの材料になる栄養素です。 定期的に正しい生理を迎えるためには、血液の循環と女性ホルモンのバランスが必要不可欠。 ダイエットを気にしている女性はコレステロールを摂取していない人も多く見受けられます。しかし、過剰に摂取しなければ太りやすいということもありませんので、妊活に取り組みたいのであれば、一定期間だけでも摂取するようにしましょう。
貧血や疲労の回復には鉄分とビタミンE
貧血や疲労感を感じやすい女性は妊娠しにくい体質になりがちですから改善しておきたいトラブルです。この症状でポイントとなるのは鉄分とビタミンEです。 どちらも血流の促進を促すには欠かせません。 特に鉄分と言えば、血液を形成している成分として一般的にも知られていますから必ず取り入れたい栄養素ですね。
血液の中の酸素はヘモグロビンが 運んでくれているのですが、鉄分がヘモグロビンの材料になっています。貧血を解消させることができれば、自然と疲労の予防にもつながります。
ダイエットするならタンパク質
不妊治療に取り組む際にダイエットをしなければならないケースがあります。 妊娠しやすい体質を作り上げる時に避けておきたいのが「冷え」です。「太っている人は体温が高そう」なイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実は意外と 冷え性なのです。 それはなぜかと言うと、筋肉量が少ないからです。
そのため、妊活で行うダイエットではタンパク質が 欠かせません。タンパク質は筋肉を作り上げる栄養素です。筋肉をつけるためには、タンパク質を摂取するだけではだめです。適度な運動も心掛けながら 取り入れるようにしましょう。 もちろん食生活にも気を配らなければいけません。特に炭水化物は体重管理は血糖値をコントロールするためにも食べすぎないようにしましょう。
子宮や卵子の状態を良くしたい
妊娠するためには、やはり子宮や卵子の状態が健康でなければなりません。子宮環境を整えるために必要なのは鉄と亜鉛です。 この二つは胎児を迎え入れる上でふかふかの子宮内膜を作ってくれます。 血液循環も良くなりますから、新陳代謝も高まりますし、卵子のアンチエイジングにも一役買ってくれるのでおすすめです。
不妊で悩んでいる女性は卵子が老化しやすい傾向にありますから、 鉄と亜鉛を意識して取り入れて、若々しい卵子を作るように努力しましょう。
精子の質を高めたい
不妊治療というのは、時には男性が取り組まなければならないケースもあります。 男性が不妊治療に取り組むケースは、多くの場合、「精子の質を高める」という方向を目指すでしょう。精子の質を高めるために摂取しておきたい栄養素はビタミンと亜鉛です。
亜鉛というのは精子を作り上げる主成分ですから、精子の運動量にも関係してきます。 運動量が少ない精子だと卵子まで泳ぎ切ることなく、途中で力尽きてしまいます。 ビタミンは抗酸化力が強いことで有名ですから、活性酸素による精子が傷つくのを守ってくれます。
妊娠後に備えておきたい栄養素はこれ!
妊活は「 妊娠することを目指す活動 」 と思っている人もいるかもしれません。もちろんそれは間違いではないのですが、 「妊娠して安全に赤ちゃんを出産する」ところまでが妊活として一括りの活動です。そのため、「妊娠した後」に備えておくことも必要です。 この場合の栄養素は「妊娠する前」から摂取しておくことが大切。基本的には、妊婦さんのためではなく、赤ちゃんのための栄養素となりますね。主な目的は次のようなものです。
- 胎児の体をきちんと作るため
- 栄養素が胎児にきちんと伝わるようにするため
- 感染症などにかからないようにするため
これらのために必要な栄養素は次のようなものとなっています。
カルシウム
カルシウムは骨や歯を作り上げる上で欠かせない成分です。 赤ちゃんに送られるカルシウムというのは、妊婦さんの骨に予め蓄積されているカルシウムが送られるようになっています。 ですから、妊娠が発覚した後にカルシウムを摂取しても遅いのです。 妊娠前にカルシウムをきちんと蓄えておくようにしましょう。カルシウムが 不足している妊婦さんの場合は、 妊婦さんが骨粗しょう症になってしまうケースがあります。
妊娠中というのは、妊婦さんの栄養素がかなりの勢いで赤ちゃんに吸収されていきます。 カルシウムもどんどん吸い取られてしまいますから注意が必要。 妊娠中は疲労感を感じやすいですから、カルシウム以外の栄養素も 意識しておくことが大切です。バランスのとれた食生活を意識してしっかりと食事を摂るようにしましょう。
葉酸
葉酸は赤ちゃんが無事に生まれてくるためには一番重要と言っても過言ではない成分です。 厚生労働省からも葉酸を摂取するように呼びかけられています。妊娠の6週間程度で赤ちゃんの脳神経が出来上がるのですが、この時期に葉酸が不足していると、赤ちゃんが障害を抱え安いのです。妊娠の6週間頃といえば、ようやく妊娠に気づく時期ですから、妊娠が発覚した後に急いで葉酸を摂取しても遅いのです。
そのため、子供を授かる時には「できちゃった」という形ではなく、計画を立てて子作りした方が安全だと言えるでしょう。 特に30代半ばを過ぎた女性は 葉酸 が一気に不足してきますから、 なおさら計画性が重要となってきます。
妊活に必要な成分はサプリメントで摂取しよう
妊活に必要な栄養素をここまで説明してきましたが、問題となるのは「 どのようにして摂取すればいいのか?」 ということですよね。 理想的なのは食生活で栄養補給していくことなのですが、この全てを食生活で毎日摂るのはかなり大変なことです。そこで取り入れたいのがサプリメントです。 サプリメントなら少ない量で栄養補給できますから、ダイエット中の女性でも健康的に痩せることができます。
ポイントは「妊活用」のサプリメントの使用
ここまで紹介してきた栄養を、全てサプリメントで用意してもいいのですが、それでは 飲まなければいけないサプリメントの数が増えてしまいますよね。そんなときには妊活用のサプリメントを利用しましょう。そうすれば、オールインワンパッケージになっているケースも多いです。
コンパクトに妊活に励むことができますから 手間が省けて便利です。 妊活アイテムを中心に生産しているメーカーのサプリメントを利用すれば、 より安全に利用することができます。