隠れ貧血の対策にもなる!妊娠に必要不可欠になる鉄分摂取

女性は特に不足しやすい鉄分

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普段の食生活から鉄分を取り入れて貧血予防

女性は毎月月経による出血がありますので、体質的に男性よりも貧血を起こしてしまいやすくなります。普段自覚することはなくても貧血傾向にあるかたは少なくなく、出産経験のある40代女性の実に4人に1人の割合で貧血気味の体質であるという調査結果が出ているというくらいです。

そこで予防のために摂取して日頃から取り入れておきたいのが鉄分になります。妊活中、不妊治療中、そして妊娠されたかたは特に鉄分不足が引き起こす貧血に充分に注意していかなければなりません。

注意したい隠れ貧血

通常血中に含まれているヘモグロビンの量を測定して少なければ貧血だと診断されるのですが、検査を行っても異常が発見されない隠れ貧血というものがあります。ヘモグロビンの値は通常でも鉄分は不足してしまっているという場合があるのです。これはフェリチン値というものを検査しなければわからないもので、通常の検査では見つけにくい類の貧血になります。

フェリチンはたんぱく質の一種で、フェリチンと鉄分は結合したものが肝臓に蓄えられています。これがあることで身体の鉄分不足を予防でき貧血になることを防げるのですが、ヘモグロビン値が通常でもフェリチン結合された鉄分が少なくなってしまうと貧血の症状が表れてしまいます。これが隠れ貧血で、鉄分が不足しているか判断するためにはヘモグロビン値ではなくフェリチン値を調べなければなりません。

妊活中、不妊治療中の女性は身体に鉄分を満たしておかなければ、赤ちゃんを授かっても血液を作る鉄分が不足してしまい、赤血球の働きが弱くなってしまうことで胎児へ届けなくてはならない酸素や栄養素が行き渡らなくなってしまいます。生きていくために必要な酸素が不足し酸欠状態になった身体は強く育つことができません。貧血だとは思っていない女性であっても隠れ貧血である可能性は捨て切れませんので、意識的に鉄分の摂取を心がけていくことは非常に大切です。

子宮内の環境も整える鉄分

精子と卵子が受精した受精卵は子宮に着床するのですが、その際受精卵を守るベッドの役割に当たるのが粘膜で、鉄分というのは子宮の粘膜を生成する材料にもなるものです。子宮内膜を厚くし受精卵が育つ環境を整えるために鉄分は必要不可欠で、妊活中から取り入れることも大切ですが、妊娠中にはさらに通常の倍程度の鉄分摂取が必須になります。

食生活とサプリメントから鉄分摂取

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ヘム鉄と非ヘム鉄

鉄分は食材や、食生活で不足してしまう分を補うためにサプリメントから摂取をしましょう。

鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄の2つの種類があり、吸収率に大きな違いがあって非ヘム鉄に比べるとヘム鉄は5倍から6倍程度体内に効率よく取り込まれます。サプリメントなどを成分含有量を見て少量なのに高いと疑問に思う製品も少なくないのですが、この場合はヘム鉄を利用した鉄分サプリメントであると言えます。

  • ヘム鉄
  • ヘム鉄+非ヘム鉄配合
  • 非ヘム鉄

などの違いがありますから、きちんと成分を確認して購入をするようにしてください。

取りすぎにも注意

気をつけたいのが、鉄分の取りすぎです。体内の鉄分量が充分なのにさらに摂取しすぎてしまうと、

  • 血管壁の損傷
  • 肝臓への負担
  • 動脈硬化
  • 活性酸素の増加

といった危険性が高まります。健康が損なわれ活性酸素によって卵子まで傷つけられてしまいますから、食事のみならず鉄分サプリメントの摂取を考えている場合には、まず最初にフェリチン値を調べる血液検査を受けることをおすすめします。鉄不足でなければ安心ですし、隠れ貧血が見つかれば早期対策をすることで妊娠しやすい身体作りをしていくことが可能です。

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