妊活で必ず知っておきたい知識!女性の体や妊娠のしくみ

卵子のスタート地点、卵巣

57bc7ad5853a4838c2ab9b6d1104b05b_s

卵子を包む卵胞

将来、赤ちゃんへと育っていく卵子は卵巣のなかにあります。卵巣の中には卵胞があり、さらにその卵胞の中に卵子が入っている構造です。卵胞は脳から放出される卵胞刺激ホルモン(FSH)を受けて、卵子を成熟させ排卵への準備を整えます。

排卵とは?

卵胞の中で卵子が充分に成熟したら、脳から分泌されるのは卵胞刺激ホルモン(FSH)から黄体形成ホルモン(LH)に切り替わります。それをきっかけに卵胞から卵子が出てきてます。さらに卵子は卵巣からも出て卵管に移動、これが排卵です。この時の卵子は精子と結びつく準備が整っています。不妊治療でも注目されるのがこの排卵のプロセスです。

排卵後の卵胞

卵管へ移動するのは卵胞から出てきた卵子だけで、卵胞は卵巣の中に残っていて、大切な役割をします。黄体形成ホルモン(LH)の働きで卵胞は黄体と呼ばれている構造に変化していきます。黄体からはプロゲステロンやエストロゲンなどの女性ホルモンを放出。この働きで子宮内膜の厚みが増し、子宮内で育つ胎児にふかふかのベッドを用意するわけです。

およそ1ヶ月周期

卵胞の中で卵子が成熟、精子を受け取れる卵子になります。そして、卵子だけが卵管へ移動。卵巣に残った卵胞は黄体となり胎児が育っていくための環境を子宮内に整えます。卵子と精子が卵管で結びつけば受精、そうでなければ、また次の卵胞と卵子で同じことが繰り返されます。卵巣の中では、妊娠しない限りいつもこのようなことが起こっていて、その周期は4週間ほどです。

卵巣には全体の健康状態が影響する

妊活では食生活や運動が大切です。体の健康状態が卵巣内部での活動に影響したり、ストレスなどの心理的なことが影響したりします。健全な卵子やホルモンバランスのために食生活を改善したり妊活サプリメントで栄養補給する他、有酸素運動を取り入れることが効果的です。

精子と卵子が出会う場所、卵管

93aef1e2f64c5e235b25ae76230a991d_s

子宮の一番奥

排卵後、卵子は卵管に移動しています。卵管は子宮の一番奥から伸びた管のような器官です。排卵後の卵子はその卵管の一番奥にあり、そこまで精子がたどり着く必要があります。

精子との出会い

性交渉の後、早い精子は15?20分後、遅いものでは3日ほどかかって卵管に進みます。そして卵管の奥にある卵子と結びつくのですが、これがなかなか大変で、ごく一部の精子しかたどり着けません。まるで、大勢の冒険者達が厳しく長い旅をしながら、互いに競い合い、数々の困難を乗り越えた勇者だけがお姫様と巡り合えるファンタジーのような物語が繰り広げられているわけです。これは健康で元気な精子を選んで受け入れるための自然のしくみといえるでしょう。

受精後の卵子

精子と結びついた卵子は、細胞分裂を始めます。早速、赤ちゃんへと育っていく動きを始めるわけです。そのような動きと同時に卵管を移動し、やがて子宮内膜へとたどり着きます。

新しい命の通り道

卵管は卵巣から子宮内へと続く通り道です。その途中で精子と結びつけば卵子は受精卵となります。不妊治療では、卵管の中で受精がうまくいくか、卵管をスムーズに通ることができるか(卵管狭窄・卵管閉塞がないか)などを取り上げます。

赤ちゃんが育つ場所、子宮内膜

288ba150cf91b23f1e91d9272526e95c_s

胎児の保育ベッド

排卵ととともに卵胞が黄体へと変わりプロゲステロンやエストロゲンなどを放出するようになります。プロゲステロンやエストロゲンは子宮内膜の厚みを増し、赤ちゃんを育むためのベッドになります。つまり、受精卵を育てていく体制を整えていくわけです。このように、女性の体の中で妊娠への動きが毎月繰り返されています。

無事に着床、それが妊娠

卵子と精子が出会って受精しても、それはまだ妊娠したことになりません。受精卵が卵管を移動して子宮内膜に着いたときを着床といい、それが妊娠です。受精から5日ほどかけて子宮内にたどり着き、そこから着床するまで2~3日かかります。つまり、あわせて1週間ほどで着床するわけです。不妊治療ではこの着床のプロセスも重要視しています。

着床までのプロセス

卵管で受精した卵子は子宮内に進みながら、細胞分裂を繰り返します。次のような変化を経て受精卵から赤ちゃんへとなっていくわけです。

  • 2細胞
  • 4細胞
  • 8細胞
  • 16細胞~32細胞:桑実胚(そうじつはい)
  • 200細胞~300細胞:胚盤胞(はいばんほう)

最初の細胞分裂で2細胞に分裂、その後も細胞分裂を繰り返し、4→8→16→32と倍に増えていきます。8細胞のあたりまでは卵管を通っている途中です。そして、桑実胚(そうじつはい)では子宮内に到達していて、胚盤胞(はいばんほう)になった時に卵子側での着床の準備が整います。

胚盤胞の着床

着床する準備が整った卵子(胚盤胞)は、ふかふかのベッドになった子宮内膜にもぐりこみます。そして後に胎盤となる絨毛を伸ばしてお母さんの子宮と接続。この時、子宮内部で少し出血する場合もあり、生理と間違われることがあります。また、受精卵から伸びた絨毛はヒト絨毛性ゴナドトロピンというホルモンを分泌しますが、これが妊娠検査にも応用されていて、尿中のヒト絨毛性ゴナドトロピンを測ることで妊娠したかどうかを調べるしくみです。

子宮内膜にも栄養が必要

卵子や精子が元気であることに加えて、子宮内膜も大切です。黄体から放出されるプロゲステロンやエストロゲンなどの女性ホルモンによって子宮内膜の厚みが増していきます。しかし、ホルモンだけでなく子宮内膜のための栄養も必要です。しっかりとした食生活や妊活サプリメントなどでの栄養補給を心がけるとよいでしょう。

妊娠のしくみを妊活へといかす

738059e7a4a9668bb72a950925fed494_s

命の誕生はとても大変

「新たな命の誕生なのだから簡単なしくみではないだろう」と誰もが思うように、やはりとても複雑で大変な物語です。元気のよい卵子と精子が出会うだけでもそう簡単ではありません。そして、さらに受精卵がすべてのプロセスをうまく進んでいく必要があります。そんなに簡単には赤ちゃんに恵まれないものです。

20代で妊活を始めたとしても、すぐに妊娠するとはかぎりません。お父さんお母さんが健康で、健全な食生活やサプリメントから必要な栄養をしっかりととっていても100%の妊娠率にはならないものなのです。

妊娠のしくみからタイミングを知る

精子が卵子に届くのは、早ければ15分、遅ければ3日です。そして、受精可能な卵子が登場するのが排卵の時です。これにタイミングを合わせれば、もっとも妊娠の可能性が高くなります。そして、そのタイミングは基礎体温の変化から知ることができます。

基礎体温を毎日計る

女性なら、妊娠とは逆に避妊のための知識として知っている人も多いでしょう。そして、当然のことながら妊活のための知識としても有効です。女性の体はおよそ1ヶ月に一度のサイクルで排卵するなどの周期があります。そのためホルモンバランスや子宮の動きは周期的に変化しています。

その変化の手がかりとして基礎体温を毎日測って体温の変化から排卵する状況を知ろうというわけです。生理が順調ならば、基礎体温が高い時期が2週間、そして基礎体温の低い時期が2週間と繰り返しています。そして基礎体温が高くなる直前、基礎体温がぐんと下がる時があり、それが排卵の時なのです。

基礎体温の周期から予想しておく

基礎体温の周期はおよそ2週間の周期です。しかし体調によっては体温がたまたま上昇したりするかもしれません。その日の体温だけを見てあわてる必要はありません。まずは周期の割り出しから始めて、次のタイミングを予想するようにしておくとよいでしょう。周期がつかめていれば「だいたいこのあたりがタイミング」とわかります。ぴったりと排卵にあわせる必要はなく、少しくらい前後しても問題はありません。

安定した周期と妊娠率アップのために

体調やストレスで排卵の周期が乱れることがあります。しっかりとした食生活と適度な運動で元気な体を作っておくことは妊活の基本です。妊娠に必要な栄養を補給する妊活サプリメントも役立つでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする