精子は加齢と共に老化する?精子の劣化とその対策方法とは

精子の老化が不妊に与える影響とは

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不妊問題は特に女性ばかりが注目されがちな傾向があります。特に女性の社会進出で晩婚化、高齢出産が増加している背景を受け、高齢による卵子の質の低下や老化が問題視されることは少なくありません。しかし不妊の問題は女性にだけあるわけではありません。卵子は胎児の時期に卵巣内に一生分が作られていて、持ち主の年齢と共に一緒に老化していきますが、実は、精子も卵子と同じように老化・劣化していきます。

卵子と違って精子は毎日新しく作られるからそんなはずがないといった認識の方が多いと思いますが、精子をつくる身体そのものが老化すれば、必然的に精子も老化するのです。そして、精子の老化は不妊とも結びつきます。ある男性不妊治療の専門医によると、35歳を境に精子の力が落ちる男性がいることがわかってきました。

女性と違って一定の年齢で妊娠できないあきらかな変化というのは見られないものの、精子の能力は年齢と共にゆるやかに衰えていきます。その為、男性にははっきりとした自覚症状がありません。老化している精子は、酸化ストレスという障害をもち、DNAが損傷されて正常な精子ではなくなります。正常でなくなった精子は、妊娠できる可能性を下げます。

他にも、精子の老化は流産や、統合失調、自閉症の子供が出来る確率を増やすことが他国の研究でわかってきました。精子の老化は妊娠のみならず、産まれてくる子供にもリスクを与えるのです。また、病気、加齢、生活習慣、毎日の食生活などが精子の質の劣化に繋がっており、ある研究結果では、特に精子が弱いのは、睡眠不足や喫煙、激しい運動で発生する活性酸素と発表されています。

また、日々つくられている精子を排出せずに溜めることが精子の劣化に繋がることもあり、精子を溜める目安は2、3日とされています。劣化した精子は妊娠力がないわけではありません。しかし、質の良い精子に比べて受精するのに長い時間が必要となったり、受精卵の細胞分裂の回数を増やしたり、運動率が下がります。精子の運動率が悪くなると、妊娠できても流産になる可能性が高くなってしまいます。

さらに、精子自体の形が奇形という奇形精子の割合も増えます。奇形精子は精子としての機能が悪く受精の能力が低いのです。この奇形精子はファーストフードやインスタント食品を常食としている方は特に気を付ける必要があります。

妊活や不妊では、常に女性の年齢や体のことが注目されがちですが、男性も子供が欲しいと考えている場合、のんびりしてはいられません。妊活自体は何歳になっても可能ですが、元気な赤ちゃんを望むのであれば一歳でも若い精子に越したことはないのです。

活性酸素に打ち勝つ成分を妊活サプリメントで摂取しよう

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精子が活性酸素に弱いということを先ほどお伝えしましたが、活性酸素に打ち勝つ為には抗酸化物質を体内に多く取り入れることが効果的です。抗酸化物質が含まれる成分は毎日の食生活から摂取が可能です。抗酸化物質が含まれる成分としては、トマトに含まれるリコピン、大豆、キャベツに含まれるコエンザイムQ10です。

またモロヘイヤに含まれるビタミンE、鮭、いくらに含まれるアスタキサンチン、レモンに含まれるビタミンCなどにも含まれています。そしてリコピンは精子の質を正常に改善する効果があるとされています。これらの成分は食生活でも摂取できますが、全てをバランスよく摂取する為には、サプリメントの活用も検討しましょう。

サプリメントは不妊治療と併用することで、より妊娠しやすい身体をつくることにつながります。いずれにても精子の健康の為に妊活として、抗酸化物質を身体に取り入れることは欠かせません。まずは食生活の改善からでも、抗酸化物質を取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか。

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